はいさい、はいたい

沖縄の方言、はいさい、はいたいの意味とは?


みなさんは「はいさい」、「はいたい」といった沖縄の方言を聞いたことはありますか?沖縄に旅行などで行った際にこの言葉を耳にしたことがあるという人がいると思います。「はいさい」、「はいたい」は基本的に同じ意味です。どちらの言葉も「どうも」や「こんにちは」といった軽い挨拶の言葉として使われます。標準語の場合、朝は「おはよう」、昼は「こんにちは」というように時間によって挨拶の言葉は変化します。しかし、「はいさい」や「はいたい」は時間帯に関係なくいつでも使える挨拶です。では、「はいさい」、「はいたい」は何が違うのでしょうか。「はいさい」は男性が使う言葉で、「はいたい」は女性が使う言葉という違いがあります。

はいさい、はいたいの由来とは?


「はいさい」という言葉は琉球王国の時代から使われていました。当時は、身分がはっきりと区別されていた時代です。「はいさい」という言葉は主に平民の間で使われていたといわれています。つまり、平民よりも上の身分の人に対しては使われませんでした。現代でも王宮のあった首里周辺の地域では、目上の人に使ってはいけない言葉となっています。しかし、首里以外の地域では、尊敬語の意味になります。「はいさい」も地域によっては目上の人に使ってよい言葉になったり、使ってはいけない言葉になっているんですね。その土地や出会う人によって使い方に少し注意が必要です。ちなみに、観光地の中心となっている那覇では「はいさい」は気軽に使ってよい言葉となっています。